米国オーケストラによる 映画音楽 近現代曲 コンサート探訪記

サントラファンが書く、米国オーケストラによる、映画音楽、近現代音楽演奏会探訪記録および所感。

VOL.1;2016年10月9日 探訪 アーロンコプランド編 AARON COPLAND ; CONCERT FOR PIANO AND ORCHESTRA 他

CHRISTOPHER ROUSE ; BUMP FROM PHANTASMATS

AARON COPLAND ; CONCERT FOR PIANO AND ORCHESTRA

GEORGE GERSHWIN ; RHAPSODY IN BLUE

OTHERS

DETROIT SYMPHONY ORCHESTRA CONDUCTED BY LEONARD SLATKIN

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

Leonard Slatkin は当方好みの米系作曲家や映画音楽作曲家の作品を頻繁に演奏会の演目に取り入れてくれるので、大変嬉しい。セントルイス響時代に録音したコプランドの映画音楽Heiress 組曲ーRCA VICTOR 盤は、映画音楽通好みの選択で、とりわけ貴重な録音になっている。全曲新録が待ち遠しいところ。他にもジェリーゴールドスミスやラロシフリン他も取り上げている。さてChristopher RouseのBumpであるが、おそらくセントルイス響時代にコミッションされたものと推察する。これまで、この作曲家については見聞することがなかったが、聞いてみると、なかなか面白い、ややシュールな感じがして聞きにくい感もあるが、ダンスフロアでのぶつかり合いを管弦楽で表現するとの事で無謀とも思える試みであるが、後半はかなり盛り上がる。Rouseの交響曲、管弦楽小品も聞いてみると、緊迫感を押し出したドラマチックな表現がうまい様だ。今後も注目していきたい。

次にコプランド、ガーシュイン。この2曲はジャズの影響を受けた関連で対比で取り上げられている。前述のごとく、コープランドの管弦楽の響きが好きな当方は、前半コプランド特有の響きを持つファンファーレから米国の広大な土地を展望する風景を想像するのだが、唐突にジャズが介入する感があり、やや違和を感じる。コプランドはジャズ介さない方が自分としては感覚にマッチする。ガーシュインのラプソディーインブルーはあまりにも有名すぎて、レア好みの当方としては、触手が伸びない。ジャズの影響といえば、長年愛聴している映画音楽作曲家アレックスノースの作品、特にジャズの影響のある作品群の生演奏を待ち望む限りである。