米国オーケストラによる 映画音楽 近現代曲 コンサート探訪記

サントラファンが書く、米国オーケストラによる、映画音楽、近現代音楽演奏会探訪記録および所感。

VOL.15;2008年8月9日探訪 ロン ジョーンズ編 その2 STAR TREK :THE NEXT GENERATION SUITE

 

1.THE ASCENT :WORLD PREMIER OF A NEW ORCHESTRAL WORK DEDICATED TO THE LIFE AND CREATIVE WORK OF GENE RODDEN BERRY

2.STAR TREK :THE NEXT GENERATION SUITE

LAS VEGAS PHILHARMONIC  CONDUCTED BY RON JONES

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 前回のVOL.14で言及した様に、今回もロン ジョーンズに関する、演奏会であるが、過去(2008年)のコンサートについて記録する。前回紹介同様、このコンサートも、スタートレック、2008年度コンベンション中、目玉企画の一つであったと記憶する。コンベンション会場であるヒルトンホテル内の演奏会場にラスベガス響を配し、associate conductorである Richard McGee が ゴールドスミス、ホーナー、ローゼンマン 、マッカーシー、クーリッジ 作曲のテーマ曲のみ演奏し、特別企画として、ジョーンズが表題の2曲を指揮した演奏会である。やはり目玉はジョーンズの指揮、楽曲で1曲は世界初演になる、ジーン ロッデンベリーの功績を讃えた小品とThe next generation組曲であろう。小生もそのために参上したのである。2008年当時は、FILM SCORE MONTHLY より、後にリリースされた、 THE RON JONES  PROJECT ー彼が作曲したTHE NEXT GENARATION 向けのサントラ全曲集ーが発売される前で、スタトレ関係で彼の楽曲が、唯一鑑賞できるCDは、CRESCEND から発売されていたTHE BEST OF BOTH WAORLDS および、INTER PLAYから、ゲームと同時発売された、ゲーム音楽STAR FLEET ACADEMY のみで、彼の作品を生で鑑賞出来る、このコンサートは超期待大であった。当日のサイン会で、彼に直接会える機会があり、持参した前述の2枚の愛聴CDにサインを頂き、よい記念となった。この時、彼との歓談で、彼が作曲した秀逸なサントラ、特にNEXT GENARATION シリーズがリリースされないのは、極めて残念だと彼に吐露したのであるが、当然、彼からは、前述の全集リリース予定の話は全く無く、CDが出ればいいのにね、、、とお茶を濁した回答を受けたのを記憶している。今から考えると、おそらく、その時点で全集の話は決まっていたのでは?と推定する。さて、当日演奏された15分程度の組曲は、2部構成で、第一組曲はエピソード11001001及び、where no one has gone before から抽出 、第二組曲はエピソードskin of evil からターシャのエレジー(原曲はtashas goodbye)から抽出された組曲に構成され演奏されたと記憶する。いずれも、彼が提供した音楽の肝を抑えた内容になっており、たいへん満足できる内容であった。次にThe Ascent であるが、これは、ロッデンベリーの功績を讃える為に、この時のコンベンションのために、ジョーンズが特別に書き下ろした小品で6分程度の演奏で、同時にスライドでロッデンベリーの功績を記したスナップがデモされながら、演奏されたもので、弦楽を主体にした導入から、次第にフルオーケストラによる全奏で盛り上げた、構成はよくできておりスライドの内容とよく合った印象的な音楽であった。ベガス響の演奏が今一つであったので、ぜひ再演奏の機会があれば、と思う。

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演奏会場(ラスベガス ヒルトンホテル)の雰囲気