米国オーケストラによる 映画音楽 近現代曲 コンサート探訪記

サントラファンが書く、米国オーケストラによる、映画音楽、近現代音楽演奏会探訪記録および所感。

VOL.28 ;2018年3月3日探訪 レナード バーンスタイン編その3  ウエストサイド ストーリー コンサートバージョン 全曲 West side story in concert 演奏Battle Creek Symphony バトルクリーク交響楽団

Leonard Bernstein : West Side Story in Concert (Complete)

Battle Creek Symphony conducted by Anne Harrigan

Jessica Soza,Maria

Clyde Alves ,Tony

Others

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Vol. 10 でWest Side Story のシネコンサートの探訪を実施したが、今回はウエストサイドストーリーのコンサートバージョン全曲演奏会になる。当該曲の組曲はすでに定番演奏曲であるが、コンサートバージョンの全曲演奏会は従来無い。3月3日に近接して日本を含む各地で同曲の演奏会が計画されていたようであるが、当日指揮者からの説明では、バトルクリーク響が世界初演(3月3日現在)と言及していた記憶がある。シネコンサートでのクリーブランド響に比べると、マイナーの小編成オーケストラになるが、オーケストラ生演奏でウエストサイドストーリーを全曲楽しめる事はすばらしい。シネコンサートでは映像に注意が集中するが、今回の形式は舞台上で歌唱するオペラスタイルでオーケストラとソロイストの演奏、歌唱を、じっくり楽しめた。この点がブロードウエイバージョン、シネコンサートバージョンとの違いになる。ソロイストたちはブロードウエイ、演劇、シビックオペラ等から起用しているが、ダンスがないので、やや物足りない感じがしたが、演劇的パフォーマンスは十分楽しめたし、迫力あるシンフォニックジャズの演奏は爽快である。わざわざニューヨークにまで出向かなくても、ローカルのコミュニティーオーケストラで、この様にレベルの高い芸術を鑑賞できる事は音楽愛好家にとって、恵まれた環境であると痛感する。今年はバーンスタイン生誕100年で全米各地で彼の楽曲が頻繁に演奏される様でファンにとっては楽しみな年になる。

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コンサートホール入り口にて